国土交通省が推進するリフォーム瑕疵(かし)保険をご存知ですか。
外壁塗装工事をするうえで果たして依頼通りの塗装工事をしてくれるのか。
もし万一、塗装工事が欠陥だったら保証はどうなるのだろ?
そんな不安を解消するのがリフォーム瑕疵保険制度です。
このリフォーム瑕疵保険は、契約と違った仕様の工事になっていた。
工事完了後は気が付かなかった欠陥工事が原因で雨漏りがした。
といった内容を保証してくれます。
またリフォームかし保険はこのような保証だけでなく、工事中の検査や工事完了の際の検査を国土交通大臣が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人の専門の検査員が行ってくれるので、工事業者の手抜き工事を見抜くのはもちろんの事、質の高い工事が保証される制度です。
但しこの保険は、どの業者がやった工事も加入対象になるかというと、そうではないのです。
審査を受けた登録事業者である必要があります。
また、この保険は、外壁塗装をお願いする施主が加手続きする必要はなく、あなたがこの保険に加入したいと思ったら、あなたは、工事業者にこの保険に加入するよう言うだけで良いのです。
そのためには、もちろん、あなたが発注する工事業者は登録事業者である必要があります。
どの業者が登録事業者かを探すには一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会の登録事業者の検索サイトがありますのでこちらで近くの工事業者を探すことが出来ます。
http://search-kashihoken.jp/
保証の方法としては、万一欠陥が発見された際は、住宅瑕疵担保責任保険法人が登録事業者である工事業者に保険金を支払い、工事業者が補修工事を行います。
万一、業者が倒産していた場合は、住宅瑕疵担保責任保険法人は直接発注者へ保険金の支払いを行いますので、その費用で別の業者に補修を依頼することが出来ます。
当然ながらこのような制度を運用するうえで、いい加減な工事業者だと保険制度そのものが成立しないので、登録事業者になるためには厳しいチェックがされます。
従って登録事業者であるということは、それだけで、一定の基準をクリアーしているので業者選定するうえでひとつのポイントとなるかと思います。
素人である私やあなたが、我が家を守っていくうえで国のこのような制度を知ることは重要なことなので、これからもこのような制度を調べていきたいと思います。