外壁塗装と同時考えて欲しいのが屋根塗装です。
屋根はまだまだ傷んでないし、費用も掛かるので今回は外壁だけにしようと、思われているのなら本当に、屋根はまだ大丈夫なのかもう一度考えてみてください。
屋根塗装は外壁塗装と一緒にやるべき
外壁の痛みは見えるところなので割と目立ちますが、屋根は基本見えにくいから本当に傷んでいても分からないというのが正直なところですよね。
雨漏りするわけでもないしまだ良いのではともし思っていたら、要注意です。
実際に雨漏りがしていて、それが直ぐにシミになって分かることは無いのです、早くて1年遅いと5年後くらいに天井などにシミとして見えるようになるのです。
もし、外壁の塗り替えが完了して数年後雨漏りが発見されてあとから屋根の塗り替えを行うことになったら、そのためだけに足場を組まなければならないので、あの時一緒にやっておけばよかったなんて思っても後の祭りです。
もし、今回初めての外壁の塗り替えをあなたが行うのであれば迷わず屋根も一緒にやることをお奨めします。
とはいえお金もかかるのも事実です。
外壁塗装を見積もる際に、屋根の点検も一緒にやってもらって情況を確認してから実施するのもよいでしょう。
屋根塗装での注意点
塗装手順や注意すべきチェックポイント的には外壁塗装と基本的には同じなのですが、スレート瓦の場合は特に重要なのが、ちゃんと縁切り作業を行うことです。
縁切り作業とは
雨を排水するためにスレート瓦と瓦の間にわざと隙間が開いていますが、何もしないで塗装するとこの隙間が塞がってしまいます。
そうなると雨が排出されずに雨漏りの原因となります。
隙間が塞がらないようにするために瓦と瓦の間にスペーサーというものを1枚の瓦に2枚ずつ入れていきます。これを縁切り作業と言います。
膨大な瓦にスペーサーを挿入していくので気の遠くなるような作業なので悪徳業者の中には、この作業を面倒がってやらない場合があります。
上から塗ってしまうとこの作業をやったかどうかは全く分かりません。
スレート瓦の場合は必ず、縁切り作業をやってくれるのかチェックが必要です。